- コラム
ビジネスシーンのバッグはブリーフケースが一般的でしたが、近年はビジネス用トートバッグも普及しています。一方で、トートバッグは素材やデザインによってはカジュアルなイメージとなり、ビジネスシーンにふさわしくないと思われるケースもあります。
この記事では、ビジネス用トートバッグの素材や、スーツに合うトートバッグの選び方を詳しく解説します。大容量で使い勝手のよいトートバッグを、仕事に取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
昨今、スーツに合わせられる「ビジネス用トートバッグ」の人気が高まっています。ビジネス用トートバッグは、従来のビジネスシーンでは使われていなかった、新しいタイプのバッグです。これまでは「ブリーフケース」が主流であったものの、容量が足りない、手がふさがって不便など、不満の声も挙がっていました。
ビジネス用トートバッグは、持ち手が長く肩に掛けられるタイプが多く、比較的重い荷物も持ち運びやすい点が人気です。マチも広く、容量が多いためノートPCも収納できるところが、働く男には嬉しい特徴と言えるでしょう。
ただし、カジュアルすぎると判断される可能性もあるため、ビジネス用トートバッグ選びには注意が必要です。
ビジネスシーンでも違和感なく使えるトートバッグを選びたい場合、素材が重要なポイントとなります。
ビジネスバッグの素材で人気が高いのは「レザー」「ナイロン」の商品で、見た目も質感も異なるため、それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握して選ぶとよいでしょう。
レザーは、上品で大人な印象の素材です。レザー素材には、さまざまな動物の革、部位があります。主なレザーの種類は、以下の通りです。
牛
・カーフ:キメと繊維構造が細かい最高級の素材
・キップ:カーフの次に高級な素材
・カウ/カルビン:代表的な素材でキップとステアの中間
・ステア:もっとも流通量が多いポピュラーな素材
・ブル:厚みがあり頑丈で無骨な素材
豚
・ピッグ:日本で唯一自給しているコスパが高い素材
馬
・ホース:薄くて柔軟性のある素材
・コードバン:革の王様と呼ばれる希少素材
羊
・シープ/ラム:しっとりとした触感で強度はやや弱い素材
ヤギ
・ゴート/キッド:羊より緻密な繊維組織があり硬くて耐摩耗性のある素材
ダチョウ
・オーストリッチ:高級で耐久性が高い素材
ビジネスバッグに使われているレザー素材は、牛革が中心です。耐久性と見た目のよさが備わっており、ビジネスマンに好まれています。
一方で、レザーはクリームで手入れするなど手間がかかる面もあるため、以下のメリットとデメリットを比較して、レザーを選びましょう。
メリット
・高級感がある
・重厚感がある
・使い込むと味が出る
・長く使い続けられる
デメリット
・重量がある
・水に弱い
・手入れに手間がかかり
・価格がナイロンより高い
合成繊維であるナイロン素材は、ビジネスバッグの主役とも言われるほど、多く使われています。ナイロンの特徴は、軽量で頑丈、リーズナブルな価格などです。レザーと比較して、バッグ自体が軽いため、長時間持ち歩く場合や疲れやすい方におすすめです。
ナイロン素材のメリットとデメリットも、確認しましょう。
メリット
・軽量
・頑丈
・コスパが高い
・手入れが簡単
・雨や水濡れに強い
・耐久性や耐摩耗性が高い
デメリット
・紫外線で変色する可能性がある
・安っぽく見えるバッグもある
・熱に弱い
・ハリやコシがない
近年は、コットンやリネン素材のビジネス用トートバッグを持つ人も増えています。黒、グレー、紺などの落ち着いた色であればビジネスシーンでも使えるケースがあります。社風によっては、カジュアルな色合のものも使用できるでしょう。
しかし、客先に出向く場合や面接を受けるなどの場合は、コットンやリネン素材のバッグは避けたほうがよいでしょう。
仕事用バッグとして、トートバッグは新定番となっています。通勤や外回り、営業、客先へ出向くなど、活用できるシーンはさまざまです。
トートバッグ選びの際に、機能性・サイズ・収納力・色・デザインを見極めると、よりよいアイテムに出会えるでしょう。ここでは、スーツに合わせるトートバッグを選ぶポイントについて、解説します。
スーツに合うトートバッグを選ぶ際には、以下の機能が備わっているものをおすすめします。
・自立する作り
床やテーブルに置いたときに自立するタイプのバッグは使い勝手がよいと言えます。自立しないバッグは、倒れたり折れたりするため、見栄えがよくありません。客先などでよい印象を与えるためにも、注目したいポイントです。
・ファスナーが付いている
開口部にファスナーが付いており、きっちりと開け閉めできるバッグは、中身が飛び出す、情報が見える、書類を失くすなどのリスクを軽減できます。
・耐久性がある
トートバッグの素材には、レザーやナイロンがあります。もっとも耐久性が高いのは、レザーです。ただし、ナイロンも耐久性のある素材であり、糸が太いものだとさらに頑丈です。負荷がかかる底部や持ち手部の仕立ての丁寧さを確認することも重要です。
スーツに合うトートバッグ選びでは、サイズや収納力も見ておきましょう。
・サイズ
ビジネスシーンで使うトートバッグは、A4サイズの書類を収納できるサイズがおすすめです。大切な書類を折り曲げずに収納ができるのは優秀です。荷物が多い方は、B4サイズまで収納できるトートバッグがよいでしょう。
PCやタブレットを持ち歩く方は、デバイスのサイズよりも少し余裕を持たせた大きさを選ぶと快適に使えます。特に折りたたみ傘を持ち歩く方は、大きめサイズがおすすめです。
・ポケットの位置と数
トートバッグ選びの際は、ポケットの位置と数のチェックも必要です。バッグの外側にポケットがあれば、定期券、社員証など毎日使うものをサッと取り出せます。内側にポケットがあると、バッグ内の整理しやすくなります。
PCポケットもビジネスマンには必要です。小物やカード類など、ポケットがいくつ必要か、どこにあれば便利かを考慮してトートバッグを選びましょう。
ビジネスシーンで使うトートバックは、ベルトや靴と同じ色を選ぶとよいでしょう。スーツを着用するときは、ベルトと靴の色を合わせると安定的なコーディネートになるとされているため、同じようにトートバッグの色を選ぶのがおすすめです。スーツのボタンを閉めてベルトが見えないときは、靴とバッグの色を合わせておくと、統一感が出ます。
また、トートバッグとスーツを同系色にすると、バランスがよい着こなしが実現します。たとえば、グレーのスーツには黒系、ネイビーのスーツには深い青色系、ブラウンのスーツなら温かみのある茶色系のトートバッグを選ぶとよいでしょう。
全体的に同系色では遊び心がないと感じる場合には、ネクタイやシャツに違う色を入れるのがおすすめです。
仕事バッグは、カジュアルすぎないデザインがおすすめです。シンプルなデザインにすると、仕事ができるイメージとなります。ファスナーやポケットに派手なデザインが施されていると、カジュアル感が出すぎて、ビジネスのイメージとかけ離れてしまうでしょう。
スーツに合うトートバッグのデザインは、マチ幅が広くなく細身で四角い形のものです。ビジネスシーンで活躍している手持ちのブリーフケースのようになるため、大人らしいトートバッグの雰囲気が出ます。
スーツに合うビジネス用トートバッグの素材は、レザーかナイロンが一般的です。社風や仕事内容によってはコットンやリネン素材のトートバッグも使えますが、客先に赴く際や面接などでは避けたほうがよいでしょう。ビジネス用トートバッグを選ぶ際は、素材に加え、機能性・サイズ・収納力・色・デザインなどにも注目しましょう。
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